USCPA(米国公認会計士)の2019年Q1の合格率がAICPAより公表されました。
2018年は過去にない合格率の高さでした。
2019年はどうだったのでしょうか。

結果は以下の通りです。

2019年USCPA試験合格率

科目 Q1(1~3月) Q2(4~6月) Q3(7~9月) Q4(10~12月) 累積
AUD 48.56%
BEC 58.00%
FAR 44.43%
REG 50.23%

合格率の高さは維持されています。

従来通りであれば、1Qは合格率が低い傾向にあります。
その中で、下の図のとおり2019年は2018年、2017年のQ1と比較して高い水準です。

この結果は個人的にはサプライズで、もう少し合格率は下がるかと思っていました。
トランプ税制によるREG合格率の低下、前年は合格率が高かったので調整的なものが入る可能性を考えていました。
しかし、ふたを開けてみれば高い合格率が維持されており、合格率の増加は一時的なものではなく、試験制度変更による増加がそのまま維持される形になっているようです。

受験者にとってはありがたいです。このままQ2も前年並みの合格率となればいいですね。

参考 2018年合格率分析

(参考)2018、2017年の合格率

2018年 Q1(1~3月) Q2(4~6月) Q3(7~9月) Q4(10~12月) 累積
AUD 49.27% 54.70% 51.07% 48.54% 50.97%
BEC 56.43% 60.31% 60.17% 60.13% 59.35%
FAR 41.59% 49.17% 48.85% 44.57% 46.22%
REG 49.99% 55.75% 56.55% 50.22% 53.16%
2017年 Q1(1~3月) Q2(4~6月) Q3(7~9月) Q4(10~12月) 累積
AUD 43.47% 52.00% 52.15% 47.69% 48.59%
BEC 50.39% 55.09% 55.35% 55.33% 52.99%
FAR 43.14% 43.76% 47.58% 42.50% 44.42%
REG 46.10% 48.32% 49.31% 45.89% 47.24%

 

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