
USCPA(米国公認会計士)の2019年Q2の合格率がAICPAより公表されました。
2018年は過去にない合格率の高さでした。
2019年Q1も高い水準を維持しています。Q2はどうだったのでしょうか。
結果は以下の通りです。
2019年USCPA試験合格率
科目 | Q1(1~3月) | Q2(4~6月) | Q3(7~9月) | Q4(10~12月) | 累積 |
---|---|---|---|---|---|
AUD | 48.56% | 55.11% | 52.12% | ||
BEC | 58.00% | 59.74% | 58.93% | ||
FAR | 44.43% | 49.37% | 46.97% | ||
REG | 50.23% | 58.66% | 55.17% |
過去の平均は45%~50%程度と言われていますので、Q2も引き続き合格率は高い水準です。
特に、赤マーカーのAUDとREGは過去最高を更新しています。
下の図のとおり過去最高を更新しまくった2018年Q2と比較しても2019年は、同等かそれ以上の水準です。
Q1のコメントとおり、2019年の結果は個人的にはサプライズで、もう少し合格率は下がるかと思っていました。
トランプ税制によるREG合格率の低下、前年は合格率が高かったので調整的なものが入る可能性を考えていました。
しかし、ふたを開けてみれば高い合格率が維持されており、合格率の増加は一時的なものではなく、試験制度変更による増加がそのまま維持される形になっているようです。
受験者にとってはありがたいです。このままQ3も前年並みの合格率となりそうな雰囲気がありますね。
参考 2018年合格率分析
(参考)2018、2017年の合格率
2018年 | Q1(1~3月) | Q2(4~6月) | Q3(7~9月) | Q4(10~12月) | 累積 |
---|---|---|---|---|---|
AUD | 49.27% | 54.70% | 51.07% | 48.54% | 50.97% |
BEC | 56.43% | 60.31% | 60.17% | 60.13% | 59.35% |
FAR | 41.59% | 49.17% | 48.85% | 44.57% | 46.22% |
REG | 49.99% | 55.75% | 56.55% | 50.22% | 53.16% |
2017年 | Q1(1~3月) | Q2(4~6月) | Q3(7~9月) | Q4(10~12月) | 累積 |
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AUD | 43.47% | 52.00% | 52.15% | 47.69% | 48.59% |
BEC | 50.39% | 55.09% | 55.35% | 55.33% | 52.99% |
FAR | 43.14% | 43.76% | 47.58% | 42.50% | 44.42% |
REG | 46.10% | 48.32% | 49.31% | 45.89% | 47.24% |