AICPA(米国公認会計士協会)は、変更を検討していた監査基準ドラフトを確定させました。
LINKfa-arrow-circle-rightAICPA finalizes omnibus statement on auditing standards
アメリカでは、エンロン事件を受けて成立したSOX法以降、上場会社ではPCAOB(公開会社会計監査委員会)が主体となって設定した監査基準に従って監査をしており、AICPAが設定する監査基準は非公開会社の監査に使用されています。

要は監査基準がふたつある状態やな。
今回の修正は、AICPA基準をPCAOBの基準に合わせるためのものです。
適用時期は2020年12月15日以降に終了する会計年度から適用になりますので、多くの企業では次年度から適用になります。
USCPA試験には大きな影響はないものと思いますが、試験範囲の変更はありえるので頭の片隅に入れておきましょう。