
TOEICを受ける意味
社会人にとって、TOEIC点数獲得は、自分の給与や昇格、キャリアプランを決めるうえで非常に重要です。実力があるのにTOEIC要件で昇格できないなんていう会社もあります。
就職においてもTOEICは求められています。
そして転職でもTOEIC800点以上は有利です。
「形式だけの点数なんて意味ないよ」
という人もいます。
それは事実だと思います。正直言って、私が880点を取った直後の段階の英語力は実践レベルではありませんでした。
しかし、世間が求めています。これを利用しない手はありません。
さらに、TOEICを勉強すれば実力は後からついてきます。私はそうでした。
とりあえずTOEIC→800点台獲得→自信がついてくる→足りないものをひとつずつ勉強(私の場合はアウトプット=スピーキング)→基礎力が十分があるので、思ったよりは会話できる→自信がつく→英語楽しい!→勉強する!
という循環でますます英語ができない人との差を広げることができます。
実力をつけるという意味、肩書を利用し自分の選択肢を広げるという意味、両方においてTOEICで800点以上をとるという意味は大きいです。
やればやるだけ身につく!
英語はやればやるだけ身につきます。
「英語は中学、高校でめっちゃやったよ!それでも身についてないんだよ!」
とおっしゃるかもしれませんが、英語ができない最大の要因は単純に勉強不足です。中学、高校の英語は非常に重要な基礎です。中高で習う範囲だけを勉強しても、英語は十分できるようになるでしょう。ただ、勉強時間として圧倒的に少ない。
学校の英語は受験勉強等を考慮してもせいぜい平均すれば週に5時間程度で、1年で250時間程度、6年間で1,500時間程度です。
英語を習得したといえるレベルになるには英語に3,000時間程度触れている必要があるといわれます。私も経験則として、この説は正しいと思っています。
どうやって不足勉強時間を埋める?
不足時間を補う手段としてTOEIC学習はよいのです。すべてをTOEIC勉強に充てろというわけではありません。
毎日、英語の音楽を聴いてもよいでしょうし、Podcast等もよいです。ただ、それだけでなくTOEIC学習というエクササイズをいれることで、洋楽やPodcastの聞き流しが、単なる聞き流しではなくなってくるのです。知っている単語・聞ける単語が増えてくると、意識をすれば音楽やPodcastの音が聞き取れるようになってきます。
このレベルになってくると、ある意味日常が英語レッスンとなってきます。音楽、CM、英語の音声案内、観光客の声、これらに意識が向きやすくなります。
「なんて言ってるのかな?」
と意識を向けるだけでも、重要な勉強のひとつになります。特に、英語に対する意識が高まる→もっと知りたい、やりたいという意識改革につながるという意味で重要だと思っています。
こうなると、英語力第2次成長期とも言える伸びがきて900点代がとれるようになります。本当です。
やはりまずはTOEIC800点を目指すというのは次のステップを目指すために非常によい勉強方法だと思います。