
TOEIC S&Wについて、Writingの具体的な問題を見ていきます。
今回はWritingの写真描写問題の対策について考えていきたいと思います。
Contents
Write a sentence based on a picture 写真描写問題
概要
写真描写問題はQuestion1~5で5問、与えられた2つの語を使い、写真の内容に合う1文を作成する問題です。
5つの問題を8分で解答します。解答時間内であれば、5つの問題を行き来できます。
1問平均だと約1分30秒ですね。
評価対象は「文法、写真と文章の関連性」です。
そして、採点スケールは0~3と、ウェイトは大きくはなさそうです。
1文でいいのは、楽やな。行き来できるのも、時間配分が気にせんでいいからええわ。
やってみた!
大里さんのTOEIC S&W本のLesson 7(写真描写問題)とTOEIC公式サイトのサンプル問題をやってみました。
TOEIC® Speaking & Writing Tests Sample
丁寧に書こうと思いましたが、意外とあっという間に90秒が過ぎてしまいました。
TOEICサンプルの問題は、空港の入口に車が並んでいる写真を描写させる問題で、指定ワードは「airport terminal」と「so」。
私はこのsoを接続詞として使おうと文章構築に時間がかかったのですが、High-Level Answer(採点スケール3)は、
"There are so many cars…”
と繋いでおり、思わず「なるほどー」と思ってしまいました。言われてみると簡単な使い方があったのに、いったんこう使おうと思い込んでしまうと90秒で方針転換が難しそうです。接続詞を使うと、実質2文考える必要が出てくるので、接続詞以外で使う方法があればそっちを優先すべきですね。
できるだけ、簡単な使い方を思いつくように練習が必要です。
あとは、提示されたワードは順番通りに使う必要もないので、そこも注意ですね。
対策
Writingでは間違った文法は使わない。スペルをミスらない。指定された言葉を使う。を意識しましょう。
つまり、高度な文法は必要なく、自信をもって使える表現、単語で書く
が基本だと思います。なるべく簡単な表現の方がよさそうです。サンプルテストの回答もべつに難しい表現は使っていませんし。
ただ、5問とも同じ構文というのも味気ないので、何パターンか表現方法のストックをもっておくといいですね。
そして、目標は60秒ぐらいで仕上げて、次の問題に進み、最後に2分ぐらい残して見直しができればちょうどよさそうです。
ある程度のスピード感も必要です。
写真描写問題は無理なチャレンジはせず、確実な文法で丁寧に100点を目指すように書く!
というわけで、ここは、無難に行くのがいいでしょう。
練習方法は、Speakingと同じで日常的にどういったら表現できるかな?と周りのものを英語で表現する練習を重ねるのがいいと思います。
Speakingと違うのは、スペルまで意識して練習することぐらいでしょうか。