近年はなにかにつけてTOEICを受けろと言われます。

そして、中級者と呼ばれるために必要な水準がTOEIC600点です。

2017年の日本人のTOEICスコア平均は517点や!
中級者と言われるには600点ぐらいは必要なんやな。

多くの企業もTOEIC600点を従業員に求めるひとつの目安としているようです。

TOEIC600点への近道

TOEICスコアが600に満たない要因は、いくつかあると思いますが、結局のところ以下の項目に集約されると考えます。
TOEIC対策不足
受験の時に、英語の基礎はやったけど、TOEICで点数が出ないと困っている方、リーディングパートを最後まで解けていないのではないでしょうか?
リーディングパートを最後まで解くことができるように上手くタイムマネジメントができれば、600点は軽く突破できます。
そして、このコツさえ掴んでしまえば、TOEIC対策としての勉強方法がわかります。

コツがわかると、TOEIC700点、800点もゲームの攻略みたいなもんや!

タイムマネジメントとは?

タイムマネジメントとは、TOEICの点数を最大化するための時間配分のことです。
そして結論から言うと、600点の近道はパート5(30問)、6(16問)は合計20分で解け!ということです。

つまり、1問だいたい26秒のペースや!
これはあくまで平均です。ただ、最大でも40秒であきらめましょう。
短すぎ!と思うかもしれませんが、
これがTOEIC試験というゲームなのだ!ゲームを攻略するにはどうするのか?
と考えましょう!
リーディングパートは、基本的に時間が足りません。800点取るぐらいの人でやっと全部解けると言うぐらいハードなんです。
(なお、800点を目指すなら、1問20秒ペースまであげたほうがよいです。これがTOEICゲームのセオリーです。)
600点に満たない方の多くは、語彙、文法力が十分ではない方が多いので、知識を問われる傾向にあるパート4、5よりも文意から答えを推定できるパート6の方が点数を取りやすいはずです。
こういう方は、パート4、5のわからない問題にこだわらずに6にさっさと進むべきなんですが、ひとつひとつ丁寧に問題を解いてしまい、結果的に点数が取れるパート6を落としてしまいがちです。もったいないです。

わからん問題はさっさとあきらめて次に進めっていうことやな!
そういうことです。TOEICはほぼ毎月受けることができる気楽な試験です。
騙されたと思って、試してみてください。

早く解くコツ

結局のところ、早く正確に解くには語彙と文法の勉強をしっかりする必要があるのですが、
「わからない問題は容赦なく捨てる。最大でも40秒!」
という意識だけでもかなり改善すると思います。
ただ、ひとつだけ必ず押さえておきたい問題形式があります。
それは、品詞の問題です。
この問題はコツをつかめば問題文を読まずとも5秒で正解を選べます。
これは、別記事でも書いているので読んでみてください。
あとは、地道に文法、単語を押さえて、模試を解く。この繰り返しです。
私がおすすめする教材は、金のフレーズ、文法特急、公式問題集(or 至高の模試)です。
これは600点を目指すのにも有用ですし、これだけで800点ぐらいまではいけます。
本当にオススメです。
以下の記事でも紹介しています。
そもそも英語に自信が全くない方は、高校・大学受験レベルのボキャブラリーから始めるのがよいでしょう。銀のフレーズという金のフレーズよりも基礎的な単語を集めた姉妹版もあります。
英語学習は地道な努力が必要です。
でもあきらめなければ結果はついてきます。
がんばりましょう!
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