TOEIC好きならご存知のアビメ。

Abilities Measuredの略語で、自分の項目別の正答率を示してくれます。

私の場合、580点から960点までどういう推移だったのかアビメ分析をしてみたいと思います。

TOEIC得点推移

まずは、手許にあったTOEICの結果から。

2012年5月 2015年6月 2015年12月 2018年3月
リスニング 320 360 430 490
リーディング 260 295 450 470
合計 580 655 880 960

私のスコア推移です。

2015年8月ごろから4ヵ月ほど集中的にTOEIC勉強をした結果、655→880と大きく伸ばしています

使用した主な教材は下記の記事を参考にしてみてください。

960点をとった時は、直前1ヶ月はTOEIC対策をしましたが、基本的には日常的に英語ニュースや自分の好きなジャンルの記事を読んだり聞いたりしていました。

アビメ推移

リスニング

まずは、リスニングアビメ推移です。

2012年5月 2015年6月 2015年12月 2018年3月
短い会話などの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる。 63% 75% 90% 94%
長い会話などの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる。 67% 75% 73% 95%
短い会話などにおいて詳細が理解できる。 81% 67% 94% 93%
長い会話などにおいて詳細が理解できる。 59% 75% 88% 96%
フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる。 87%

これを見ると、私の場合は800点台を獲得したときには短い会話文つまりPart1と2が大きく改善しています。
そして、900点台になったときには、長い会話文つまりPart3と4が改善しています。

これは、4カ月で得点を伸ばすなら、Part1と2を伸ばすのが手っ取り早いということでしょう。

そして、長い会話文がメインのPart3と4はTOEICに特化した学習というよりは、幅広い学習方法が効いてくるということを示しています。

リーディング

続いて、リーディングアビメの推移です。

2012年5月 2015年6月 2015年12月 2018年3月
文中の情報をもとに推測できる 44% 71% 100% 93%
文中の具体的な情報をみつけて理解できる 58% 67% 95% 100%
ひとつまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる 60% 79% 96% 94%
語彙が理解できる 55% 57% 83% 86%
文法が理解できる 68% 58% 88% 100%

これを見ると800点台獲得時には、全体的な底上げができています。

ここで特記すべき事項は、600点台の時は完全に時間不足で、Part7の最後の2題程度、約10問は勘で塗り絵をしています。

800点台の時は、時間内に全部解けました。

つまり、600点台の時の文中理解関係のアビメが低いのは難易度についていけていないというよりは、そもそも全問解けていないことに起因します。600点台の方は、時間さえあればPart7の長文問題解ける!という方が多いと思います。

そこで、注目すべきは語彙・文法の改善でしょう。

リーディングパートはタイムマネジメントが重要です。Part5と6をスピーディに解けるか(理想は15分以内)がPart7の得点に影響してきます。

ここで、金フレ・文法特急の成果が出ているのです。文法をかなり練習したことで、文法問題も88%取れて、結果的にPart7に時間を回すことができ、一部100%を取得する余裕も出たということでしょう。

アビメ推移からわかること

私のアビメ推移からわかることは、

800点台を目指すなら!
  • 短期決戦ならPart1、2を優先的に対策せよ!
  • 語彙力・文法力の底上げがリーディングパート全体のカギ!

ということです。

900点台を獲得したときには目立った改善というよりは、全体的に少しずつよくなったという印象です。日常的な勉強がモノを言ってくるということでしょう。

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