
USCPA試験は4時間の長丁場です。
むしろ、時間配分間違えると後半やられてまうで!
USCPA 試験は時間配分が大事です。見直しは極力せずに、とにかく最後まで余裕を持って解いた方が高得点につながると思います。
Testletが分かれており、最後に時間が余っても前のTestletに戻れないので早く終わりすぎた場合には、
となることはありますが、そういうケースでは大概合格します。そして、時間内に終わらなかった時は大概落ちます。
やはり、タイムスケジュールを組んで準備するのがよいでしょう。
私は初回FARを受けて落ちています。
この時は、タイムマネジメントを考えていない状態で試験を受けて、結局、最後のTestlet30分ぐらいしか残ってませんでした。落ちたのは当然です。タイムマネジメントはUSCPA試験では必須です。
では、どれぐらいの配分がよいのでしょうか?
時間配分の目安
まず、前提としてMCQは1分30秒程度で解くことが推奨されています。ただ、問題数が多いREGとAUDはそれでは時間が足りなくなると思います。
MCQは50分以内に解かないと後がしんどいだろうと言うのが私の印象です。時間的な問題もあるのですが、どちらかというと、時間が足りない!と意識し出すと気持ちが焦って、本来なら解ける問題を冷静に解けなくなるのが怖いです。ましてや英語の問題です。パニックになり得ます。
なので、AUDとREGは1問1分20秒以内を目指しましょう。
SIMは1問平均18分を目途としています。サーチ問題は最大10分程度の時間配分が目安とされていますので、サーチ問題以外には20分程度かけても大丈夫でしょう。
では、これを考慮した時間配分表です。
Testlet | 形式 | FAR | AUD | REG | BEC |
---|---|---|---|---|---|
1 | MCQ | 49分(33問) | 50分(36問) | 50分(38問) | 46分(31問) |
2 | MCQ | 49分(33問) | 50分(36問) | 50分(38問) | 46分(31問) |
3 | SIM | 36分(2問) | 36分(2問) | 36分(2問) | 40分(2問) |
4 | SIM | 53分(3問) | 52分(3問) | 52分(3問) | 40分(2問) |
5 | SIM/WC | 53分(3問) | 52分(3問) | 52分(3問) | 68分(3問) |
合計時間 | 240分 | 240分 | 240分 | 240分 |
BECについては、WCはどれだけ準備済かで時間配分を変えてもいいと思います。WCは日本人は試験統計からも明らかに苦手です。
でも、ある程度暗記したことは書けるし、WC以外はまあまあいけるから、可能性にかけて受験するんや!
という人は、WCの時間を45分程度にして、MCQに優先的に時間を割いてもよいのかもしれません。
いずれにせよ、自分の得意不得意を考えた上で、点が取れるところは確実に取るのが合格のためには必要です。推奨時間を考慮しつつ、自分に適した時間配分をあらかじめ設定しておきましょう。
なお、試験本番の時計は4時間からスタートするカウントダウン方式なので、だいたいの残り時間の目安を把握しときましょう。例えば50分で解く予定なら、Testlet1は「3:10」がタイムリミットという感じで。
私の実際の時間配分(参考)
参考に私の記録です。BECは最後まであがきました。
Testlet | 形式 | FAR | AUD | REG | BEC |
---|---|---|---|---|---|
1 | MCQ | 48分 | 40分 | 43分 | 38分 |
2 | MCQ | 49分 | 40分 | 42分 | 42分 |
3 | SIM | 23分(サーチ) | 42分 | 40分 | 40分 |
4 | SIM | 57分 | 58分 | 35分(サーチ) | 56分 |
5 | SIM/WC | 59分 | 45分(サーチ) | 71分 | 64分 |
合計時間 | 236分 | 225分 | 231分 | 240分 |
この結果を見ると、FAR、BECはだいたい予定通りで、あとはバラツキがありますね。そして、サーチ問題が出てくると、やはり10分ぐらい短くなっています。
私の場合、受験時にはMCQは45分以内を目指していたので、わからない問題はドンドン飛ばしてましたが、結果的に時間が余って最後の方はゆっくり解く+見直しをすることが多かったのでMCQは50分ぐらいでも大丈夫だと思います。
サーチ問題がどこで出るか問題
これはタイムマネジメントとは直接関係ないのですが、何かの参考になれば。
私の実感としてサーチ問題がTestlet3で出るとラッキーです。逆に最後のTestlet5でサーチ問題でると、アンラッキーです。
まず①ですが、時間が進めば進むほど焦り始めるものです。すると実力を十分に発揮できないケースも多いです。
しかし、リサーチ問題がTestlet3で出てくると、3が想定よりも10分近く早く終わります。すると気持ちに余裕が出て、4、5で実力を十分発揮できると思います。
逆にTestlet5で出てくる場合は、3、4で想定よりも時間を使ってしまうことになるので、Testlet4以降で焦ってしまう可能性があります。この場合はサーチ問題が5に出てくるので、本来焦る必要はないのですが、「焦る必要はない」ということを知らないと焦ってしまいます。
②は、Testlet5でサーチ問題がくると、時間が余っても見直しの余地が少なくなります。サーチ問題は見つけることができれば、かなり自信を持って選べますので見直しの余地は少ないです。
なので、実質SIM2問が見直し対象です。
一方で、SIMが3問とも見直しできれば、単純に見直し対象がひとつ増えるので、点数が伸びる余地が大きいと言えます。
この場合は、あらかじめこの状況を想定してTestlet4に時間を多めに割いてもよいのでしょうが、途中で時間切れという状況を避けるには先にさっさと進むほうが良いというジレンマもあり、何が正解とは言いにくいのですが、こういう状況も想定して時間配分を決めるとよいでしょう。
タイムリミットをボードに書こう
事前に時間配分は絶対にしましょう。
テストが始まったらまず各Testletのタイムリミットをボードに書いて、それから試験をスタートすると、試験中に自分の進捗状況がわかりやすくなりますのでオススメです!
がんばりましょう!